11月8日(金)にみどり市大間々町にて第5回スタディツアーを開催しました。今回のスタディツアーの目的は、「人口減少地域の現状を五感を使って知ること」です。『三方良しの会』会長・松崎さんのお話を聞き、地域の課題を把握した上で、みどり市の観光資源であるわたらせ渓谷鉄道に乗って大間々駅から神戸駅まで行きました。
富弘美術館を訪問したあと大間々に戻り、岡直三郎商店では醤油の製造工程を見学しました。
視覚、嗅覚、味覚など五感をフル稼働し、記憶に残る体験ができました。
9月17日(火)、1~3人のグループごとに、「もっと〇〇だったらいいのに!」と願い、何かアクションを起こしてみたいと感じる、社会課題や「問い」の設定をスタートしました。「自分たちが今、解決したい問い」をスタートに先行研究などを探し、そこからまだ明確になっていないことを洗い出し、ブラッシュアップさせて、それをグループの探究の「問い」とする、という作業を3時間かけて行います。
今年度は、「エンターテインメント・文化」「社会問題・福祉」「消費・経済」「自然・環境」「動物・ペット」「テクノロジー・インターネット」「観光・地域」「交通・インフラ」「食文化」「歴史・伝統」「スポーツ」「健康・美容」「教育」「文化交流・コミュニケーション」の14テーマ、111グループに分かれての活動です。
高校生ならではの創造力と行動力に乞うご期待!!
9月10日(火)に2学年の総合的な探究の時間にて、今年度行う探究活動のグループ決めを行いました。2学年については、1学期に「外の社会を知る」をテーマに外部講師を招き、講演会を行いました。2学期は、1学期に学んだことを自分事に落とし込んだり、自身が行いたいことを実際に形にしたり、ということを行っていく予定です。本時は、そのグループ決めを行いました。
「マンガやアニメで地域活性化、観光の発展に貢献できるのではないか」と考えたり、「スポーツはしたいけど、ダラダラしたいから、トレーニングの効率化を図ろう」、「田舎で恋愛をするには」など独創的なテーマが決まりました。
8月23日(金)に南牧村にて第4回スタディツアーを開催しました。今回のスタディツアーの目的は、「日本一消滅可能性が高い」とされている自治体(南牧村)の少子高齢化・過疎化の現状を知り、その課題に対して自治体がどのように取り組んでいるのかを知り、私たちができること、向き合い方について考える、です。南牧村は、「消滅可能性都市」のリストで全国ワースト1位となった自治体です。少子化の影響で小学校と中学校を統廃合し、今年の4月から開校した義務教育学校なんもく学園で、南牧村役場、南牧村教育委員会のご協力の下、南牧村の現状と村が行っている施策についてのご説明をしていただきました。その後に、空き家の見学を行い、空き家問題の現状を知りました。
8月22日(木)に境総合文化センターにて第3回iTanQ”X”が行われました。午前の部は大人、高校生、中学生が世代を超えて、1つのテーマについて意見を共有する交流会を行い、午後は生徒が探究活動の成果を発表しました。発表者は伊勢崎高校以外に、長崎県立五島海陽高等学校、岡山県立倉敷鷲羽高等学校、山形県立天童高等学校、埼玉県立不動岡高等学校、ぐんま国際アカデミー、群馬大学共同教育学部附属中学校、群馬県立太田女子高等学校、尾瀬高等学校、中央中等教育学校です。中学生や高校生ならではの視点や大学生にも引けをとらない探究内容に、審査員の皆様からは高評価を頂きました。参加した生徒にとっては充実した1日となりました。
(写真:令和6年8月22日「桐生タイムス」より一部提供)
7月30日(火)に本校にて第9回iTanQスクール(上野ゼミ)が行われました。今回のスクールの内容は、8月22日(木)に行われる「iTanQ”X”」に向けて、それぞれが行ってきた探究の共有と意見交換です。特別講師として東京大学名誉教授の上野千鶴子さんをお招きし、スクール生一人ひとりに丁寧なご指導をしていただきました。
今回のスクールで学んだことを「iTanQ”X”」の発表に活かせるよう、整理し、よりよい発表となるよう励んでいきます。
iTanQ”X”の観覧は随時募集しております。下記のリンク先からぜひお申し込みください。
https://forms.gle/wHBXj8HnpPhnRQ987
先日の第3回スタディツアーの報告会を1学期終業式に行いました。その際に生徒が制作した報告資料を掲載しますので、ぜひご覧ください。
7月7日(日)から9日(火)に株式会社COMARS様と立命館大学のご協力の下、映像制作ワークショップを行いました。お邪魔したのは今年の4月に開設したばかりの大阪府茨木市にある立命館大学いばらきキャンパス(OIC)です。初日はグループ毎に、台本から絵コンテなどの企画づくりをし、2日目は作成した脚本を基に各グループで、映像の撮影・編集、最後に完成披露試写会を行いました。サスペンスや恋愛、コメディーなどをテーマにし、この2日間で学んだカメラワークや動画編集技術を駆使し、多くの個性豊かな動画ができました。また情報理工学部の西浦研究室と島田研究室への訪問もさせていただきました。
3月25日(月)
iTanQスクール開校式が開催されました。
全国から21名の高校生がスクールに参加します。
この日は、対面での参加生徒の他に、山形県・岡山県・長崎県の高校生がオンラインで参加しました。
また、2名の高校生がオーストラリアから参加しました。
期間中、東京大学大学院名誉教授の上野千鶴子先生からアドバイスをいただくことになっています。
スクールは、8月に開催される”X”カップに向けて、各自で探究を進めていきます。
《開校式の様子》 《交流会の様子》
3月11日(月)~13日(水)
◎1日目
立命館大学を訪問し、2つのグループに分かれて活動を行いました。
《大学内でのアンケート調査》 《メタバースに関する研修》
◎2日目
午前中は京都市内を巡ってフィールドワークを行い、午後は立命館大学に戻ってまとめを行いました。
《アンケート調査のまとめ》 《ビジネスプランの考案》
◎3日目
京都市内での班別研修を行いました。
iTanQ通信の第9号を発行しました。
iTanQ通信(第9号)(pdfファイル)
iTanQ通信の第8号を発行しました。
iTanQ通信(第8号)(pdfファイル)
探究発表会
1年間の探究活動の内容についての発表会を行いました。
1年生は個人の探究内容をクラス内での発表し、2年生はグループでの探究内容を分野ごとの発表しました。
高評価の内容については、3月21日(木)の「成果発表会」で、発表してもらいます。
1年生の発表の様子 2年生の発表の様子
iTanQ通信の第7号を発行しました。
iTanQ通信(第7号)(pdfファイル)
12月23日(土)iTanQ”X”
◎午前の部 生徒による実践発表
探究活動に意欲的な生徒による実践発表が行われました。全国各地から集まり、探究の成果を堂々と発表しました。サプライズゲストとして登場した東京大学名誉教授の上野千鶴子先生から一人ずつコメントをいただき、参加した生徒は、緊張しながらも上野先生からの質問に答えていました。参加した生徒の皆さんにとって、貴重な経験となりました。
◎午後の部 基調講演及びパネルディスカッション&ワークショップ
・基調講演
東京大学名誉教授の上野千鶴子先生による講演では「情報生産者になる」をテーマにして、探究活動の進め方について、ご講義をいただきました。最後の『「これでよかった、幸せだ」と思えるような人生にする』という言葉が、印象的でした。
・パネルディスカッション
高校生4人が、上野先生とのディスカッションに挑戦しました。最初は緊張していたものの、時間がたつにつれて、上野先生にも堂々と意見を言っている姿が、頼もしかったです。
・ワークショップ
岡山県立倉敷鷲羽高校の三村校長先生と本校の高橋校長が、上野先生と対話を行いました。二人の女性校長が探究した「女性校長として、何ができるか」をテーマにして、上野先生と熱いディスカッションを繰り広げました。
当日のアンケート結果は次のとおりです。
第2回iTanQ”X”の当日の日程等の資料をアップロードいたしました。
なお、「肖像権等使用承諾書」は、必要事項をご記入の上、当日ご持参ください。
iTanQ通信の第6号を発行しました。
iTanQ通信(第6号)(pdfファイル)
10月21日(土)ベイシア助成金贈呈式
テーマ「iTanQ(蒼穹)~「シン・探究人」を育成する伊高の探究活動~」
伊高の探究活動が、令和5年度の特色ある教育活動に対する助成事業に選定され、助成金贈呈式に参加してきました。
今後も探究活動の充実に向けて、様々な活動を積極的に行っていきます。
10月7日(土)群馬イノベーションアワード2次審査
群馬イノベーションアワードの2次審査に1年生の2名が、出場し、「ノートのSNS化」に関するビジネスアイデアのプレゼンテーションを披露してきました。結果は残念ながら、ファイナルへの出場には届きませんでしたが、1年生ながら、堂々と発表してきました。
iTanQ通信の第5号を発行しました。
iTanQ通信(第5号通信)(pdfファイル)
9月26日(火)iTanQ(蒼穹Ⅱ)7時間目
伊勢崎市役所の職員の方による特別授業を開催いたしました。
「健康・医療・福祉」「都市基盤」「産業・観光」「安心安全」
「環境」「教育」「生涯学習・文化」「協働・共生・国際」
の8分野から10名の講師の方をお招きし、伊勢崎市の現状と課題について、お話をいただきました。
今回の特別授業を踏まえて、生徒たちは地域課題の解決に向けて探究していきます。
最終的には、「ビジネスプラン」「行政への提案」を作成し、来年3月に発表する予定です。
iTanQ通信の第4号を発行しました。
iTanQ通信(第4号)(pdfファイル)
令和5年12月23日(土)に第2回iTanQ”X”が実施されます。
10月1日(日)より受付が開始されました。
参加を希望される方は、次のURLから申込を行ってください。
https://forms.gle/agMkaLYg5dxeTuWT7
第1回に引き続き、探究活動を通じて、たくさんの人と関わりがもてるような企画となっており、どなたでも参加できます。
第2回は、東京大学大学院名誉教授の上野千鶴子先生にお招きし、「情報生産者になる」をテーマにご講演いただきます。
詳細につきましては、次の「第2回iTanQ”X”フライヤー」をご覧ください。
第1回iTanQ”X”のダイジェストムービーはこちらからご覧になれます。
8月22日(火)県庁32階NETSUGEN
グローバルコミニュケーション科の2年生2組4名が一次審査を通過し、本選に出場しました。
残念ながら、入賞することは出来ませんでしたが、群馬の魅力について英語で堂々とプレゼンをしてきました。
8月17日(木)県庁32階NETSUGEN
1年生が取り組んでいた起業機運醸成事業「ぐんまアントレプレナークエスト2023」の一環で、伊勢崎高校から2つのチームがNETSUGEN Challengers'ピッチに登壇しました。
身の回りにある困りごとからビジネスアイデアを考え、そのアイデアを県内の経営者の方々の前で、堂々と発表することができました。
登壇した2つのチームのビジネスアイデアは
・荷物の重さを解消するための「ノートの電子化」
・ポイ捨てをなくすための「ポイ箱設置」
(ノートの電子化)
(ポイ箱)
8月1日(火) 伊勢崎高校iTanQ”X”開催
午前:基調講演「物事を深く多面的に捉え、自分の頭で考えて答えを出す」
(共愛学園前橋国際大学学長 大森昭生先生)
先生のご経験を交え、物事の考え方や探究活動の進め方についてのご講演をいただきました。
午後:グループディスカッションⅠ
①地球温暖化 ・本当に地球は温暖化しているのか。
・温暖化しているのであれば原因は何か
②少子化問題 ・少子化はどこまで進み、今後どのようになるのか
・少子化は何が問題なのか
③AI技術 ・AIはどこまで進化しているのか
・AIに本当に仕事が奪われてしまうのか
グループディスカッションⅡ「あなたが大人になったときの理想とする社会」
①地球温暖化 ・地球温暖化に対してどのような対策が必要なのか
②少子化問題 ・これからの少子化にどのように向き合うべきか
③AI技術 ・AI技術とどのように共存すべきか
社会問題に対して、参加した生徒の皆さんが、熱心に議論を行っていました。
最後のまとめでは、各グループのリーダーが理想とする社会についてグループの意見を発表しました。
7月11日(火)7時間目
SDGsに関する調査発表会が行われました。
各自が着目したSDGsの目標に関して、
・どのような課題があるのか
・その課題に対して、世界や地域がどのように取り組んでいるのか
を調査しました。
調査した内容を一人1分という限られた時間の中でまとめて発表しました。
7月11日(火)7時間目
ビジネスアイデアのクラス代表による発表会が行われました。
各クラスから選ばれた代表1チームが、ビジネスアイデアのプレゼンを学年全体に行いました。
優勝チームは8月17日(木)に県庁32階NETSUGENで開催されるアイデアピッチ大会に出場します。
iTanQ通信の第3号を発行しました。
6月30日(金)
希望生徒を対象とした大学見学(iTanQスタディツアー)を実施しました。
16名の生徒が参加し、青山学院大学(午前)と国連大学(午後)を訪問しました。
青山学院大学では、礼拝に参加したり、学食を食べたりと大学生活を体験する活動を行いました。
国連大学では、国連大学の働きやSDGsの具体的な活動についてお話をいただきました。
とても有意義な一日を過ごすことができました。
6月15日(木)7時間目
1年生を対象に「起業家講演会」を開催しました。
地元伊勢崎市出身の村上采様(株式会社Ay)を講師にお招きし、起業するきっかけやアイデアの具現化についてのお話を伺いました。
これから1年生は、身近な困りごとから「ビジネスアイデア」を考える活動を行います。今回の村上様の貴重なお話を参考にして、よりよい「ビジネスアイデア」を考察します。
今年度より探究に関する取組の周知を目的に「iTanQ通信」を発行することにしました。
5月1日(月)に第1号、6月9日(金)に第2号を発行しました。
iTanQ通信(第1号)(pdfファイル)
iTanQ通信(第2号)(pdfファイル)
6月13日(火)7時間目
2年生を対象に「SDGs講演会」を開催しました。
株式会社COMARSから吉武莞様を講師にお招きし、SDGsの概要や具体的な問題と世界の取組を紹介していただきました。生徒は世界規模の課題に触れ、自分たちに何ができるかを考えるきっかけになりました。
6月6日(火)7時間目
1年生を対象とした起業家育成に関する事業がスタートしました。
1回目は、ビジネスアイデアの作成に向けた講義を受けました。
身の回りの困りごとに目を向けて、「もっとこうなったらいいのに!」を考え、ビジネスアイデアに繋げていく活動を行いました。生徒はグループに分かれて、楽しみながらワークに取り組みました。
この事業は群馬県の「起業機運醸成事業」の一環で、1学期中にビジネスアイデアを作成し、最終的には学年代表が県庁のNETSUGENで発表することになっています。
iTanQのフライヤーを作成しました。
iTanQフライヤー(PDF)
令和5年度 探究活動
総合的な探究の時間の名称を「iTanQ(蒼穹)」とします。
※iTanQの「i」は、伊勢崎、イノベーション、アイデア、I(私)、愛 などの意味が込められています。
①iTanQ(蒼穹)の活動内容
・1年生のiTanQ(蒼穹Ⅰ)は、身近な課題解決を通じて探究スキルを身に付けます。
伊高での3年間の探究活動を進めるに当たり、生徒一人ひとりの興味あることをテーマにして、「課題設定」「情報収集」「整理・分析」「まとめ・表現」の4プロセスを踏まえながら、必要な探究スキルを育成します。
・2年生のiTanQ(蒼穹Ⅱ)は、「Think Globally, Act Locally」(世界規模で考えて、足元から動く)
世界規模の課題を知り、そこから自分が住んでいる地域の現状について調べ、考え、分析し、新たなビジネスプランや課題の解決策を提案していきます。
・3年生のiTanQ(蒼穹Ⅲ)は、将来について考え、自分の進路を探究します。
高校の学習内容を生かしながら、大学での学びや社会問題等に繋がる内容を探究します。伊高での学びが大学や社会にどのように結びつくのかを自覚しながら探究活動を行います。
○1年生の探究の様子(スキル育成) ○2年生の探究(地域課題の解決)
②iTanQ(○○)の活動内容
(○○)の部分には、「興味あること」や「解決したいこと」など、自分自身が探究したいことが入ります。例えば、起業したい人がいればiTanQ(起業)、国際問題について考えた人はiTanQ(国際)など。各自が探究したいことを自由に探究します。主に放課後や長期休業で個人またはチームで探究していきます。
11月10日(木)にフリーアナウンサー 奈良 のりえ 様を講師にお迎えして「私が大切にしていること」と題した講演会を行い、「失敗を恐れず挑戦すること」「学び続けることの大切さ」について学びました。
奈良さんは2022年群馬イノベーションアワード(GIA)のファイナリストでもあり、1学年全体で取り組んでいる「起業」についても多くの知見を頂くことができました。
2年探究活動の中間発表
現在、第2学年では、総合的な探究の時間において、班に分かれ、興味のある分野(文化、観光、国際、教育、産業、環境、防災)についての地域の課題を考え、情報収集し分析することで課題解決を図っています。
その途中発表として、10月11日(火)に、中間発表(前半)を行いました。他の班の発表を聞くことで、様々な発表の工夫やデータのまとめ方に多くの生徒が刺激を受けていました。
~生徒の主な感想~
・他の班の発表を聞いて、いろいろな課題と解決方法が分かった。
・まとめ方が上手な班の発表を聞いて、とても参考になった。
特色ある取組 探究活動 (令和4年度)
伊高の探究活動の魅力
(その1)1年生は、探究スキルの育成
伊高での3年間の探究活動を進めるに当たり、生徒一人ひとりの興味あることをテーマにして、「課題設定」「情報収集」「整理・分析」「まとめ・表現」の4プロセスを踏まえながら、必要な探究スキルを育成します。
(その2)2年生は、地域探究
1年生で身に着けた探究スキルを活かし、地域探究を行います。「国際」や「観光」等をテーマにし、グループで地域の課題を見つけて探究活動を行います。
(その3)3年生は、進路探究
高校の学習内容を生かしながら、大学での学びや社会問題等に繋がる内容を探究します。伊高での学びが大学や社会にどのように結びつくのかを自覚しながら探究活動を行います。
〇1年生の探究スキルの育成の様子
〇2年生の地域探究の様子
群馬県教育委員会で教職員の多忙化解消に向けた協議会からの「提言R6」が公開されました.。
具体的な提言や保護者・地域の皆様へのお願い等が記載されておりますので、ご興味のある方はそちらをご覧いただき、ご意見等をお寄せいただければ幸いです。