マレーシア研修最終日
本日はいよいよマレーシア最終日です。チェックアウトを済まして、8時に出発。山道を走り約2時間で「Titi Eco Farm」に到着しました。「Titi Eco Farm」は山の中にある12万平方メートルの広大な敷地に、有機野菜や果物、ハーブや花などを栽培し、宿泊施設も併設されている有機農園。マレーシア初の太陽光発電を用いたリゾートとしても有名だそうです。 まずは、ネイチャーゲームを班に分かれて行いました。見本の数種類のハーブや花を敷地内で見つけるゲーム。見た目だけでなく、匂いや触感などをヒントに探します。 続いて様々なハーブや花、野菜や果物などを見て回るファームツアーでは、スタッフの方に解説してもらいながら敷地内を歩きました。特に、食用花には興味津々でした。トウモロコシの収穫体験も行い、採りたてを試食させてもらいました。 次にサラダ作り体験です。 レタスや青いパパイヤ、たくさんのハーブ類に、食べられる花を数種類加えたサラダに南国フルーツやオーガニックの黒砂糖、手作りの醤油やお酢にオリーブオイルなどなど、様々な材料で作るドレッシングをかけて完成です。さわやかで甘酸っぱい味のサラダについて、野菜が苦手な生徒、「おいしい!」とおかわりする生徒などいろいろいましたが、普段あまり食べることのない野菜や果物を知る貴重な体験となりました。 昼食はセットメニュー。肉、魚、卵や乳製品を一切使わないヴィーガンスタイルの食事です。全て野菜ですが、味付けが日本風のものもあり、どれもやさしい味の料理でした。 農場を出て午後はクアラルンプールに戻ります。 向かったのは、プトラモスク。バラ色の花崗岩を使った外壁、天井も壁も絨毯も全てピンク色に統一されていて、通称ピンクモスクと呼ばれています。今回の研修旅行で初めてモスク内部に入ります。女性は髪を隠すスカーフを頭に巻き、男性は長ズボンに半袖スタイル。プトラモスクの内部もピンク一色。写真を撮ったり、ボランティアガイドと話したり、ゆっくりとモスクで過ごしました。 マレーシアの国旗と13州の州旗が掲げられているプトラ広場からバスに乗り、首相官邸を車内から見学したのち、イオンスーパーがある地元のショッピングモールで買い物。 そしてマレーシアでの最後の食事は、海鮮中華料理。 プトラレイク沿いにあるレストランは最高のロケーションで、最後の夕食をゆったりと楽しむことができました。 空港に到着して荷物を整理し、いよいよチェックインです。8日間お世話になったガイドさんと一緒に記念撮影をして、セキュリティチェック、出国審査を終えバスに乗って搭乗ゲートがあるターミナルに向かいます。 搭乗ゲートを確認して、1時間ほどフリータイム。 最後のショッピングを楽しんで、22時30分に搭乗しました。 生徒にとってマレーシアの8日間は刺激的な時間でした。 まさに外に出て「五感」を以て体験することで、異国文化・国際交流から互いの理解を進め、大きな学びを得ることができました。学校に戻り皆さんに改めて報告させていただきます。 (写真は最終日の様子)
マレーシア研修6日目
マレーシア滞在も残すところ2日間となりました。6日目の報告です。 8:10にホテルを出発。途中サービスエリアでトイレ休憩をして、10:30マラッカに到着しました。 まずはマラッカリバークルーズを体験。マラッカの古い街並みを船から眺め、途中川を泳ぐオオトカゲやビーバーにも遭遇し、歓声をあげながら写真におさめていました。 クルーズの終着点はオランダ広場。赤レンガ色のキリスト教会や噴水、時計台がある広場はマラッカの象徴であり、観光客で賑わっていました。坂道や階段をあがり、マラッカの街、そしてマラッカ海峡を一望できるセントポールの丘へ。頂上には、フランシスコ・ザビエルの像があり、そしてセントポール教会があります。そこからの景色を楽しみ、古い教会内部を散策し、丘を下るとサンチャゴ砦が見えてきます。 1511年にポルトガルが建てたという中世ヨーロッパ様式の砦の前で集合写真を撮りました。 そこからバスでマラッカの街から少し離れたポルトガル村へ。ポルトガル人の子孫が暮らす小さな村で、すぐ近くには海がありシーフードレストランが並びます。ちょうど干潮だったため、たくさんのムツゴロウを見ることができました。 昼食は、ニョニャ料理という、マラッカの伝統的な料理をいただきました。中華とマレー料理を合わせたような、家庭的な優しい味の料理で、生徒にはチャーハンが大人気でした。昼食レストランで、同じく研修旅行で来たという、新潟佐渡の高校生団体と一緒になりました。 昼食後はマレーシアの民芸品を扱う雑貨店でのショッピングを楽しみ、レストランやお土産店などが並ぶジョンカーストリートを散策。ガイドのフランシスさんがジャックフルーツを購入してくれてご馳走になりました。見た目はドリアンのようで、バナナに似た味の不思議なフルーツでした。 最後に中国の寺院、青雲亭寺院を訪ねました。健康祈願、恋愛成就などの願いを込めてお参りしていたようです。その後バスで約3時間かけてクアラルンプールへ戻りました。 夕食はシーフードレストランで、スチームボートという鍋料理をいただきました。日本のちくわやカニカマ、おでんの練り製品のようなもの、白菜やレタスの野菜、肉、魚介類など具沢山のお鍋で、締めは春雨のような麺と揚げた麺、卵を入れていただきました。アクセントにチリソースとしょうゆを混ぜたたれをつけるのがマレーシア流です。 胃に優しい、日本人の口に合うお料理で、箸が進んでいたようです。 明日はいよいよマレーシア最終日。夜には日本へ帰国するため、荷物の準備や、注意事項などをレストランで確認した後20:30にホテルに戻りました。 (写真は6日目の様子)
マレーシア研修5日目
5日目の報告です。 8:45にホテルを出発、9:10には語学学校に到着し、最後の英語授業を受講。 英語を話すことにも慣れてきたようで、積極的に話しています。 午後はB&Sプログラム(Brother and Sister)。 4班に分かれて各グループに1人ずつ地元の大学生が参加して、それぞれ事前に調べた観光地へ出かけました。 語学学校を出発して、まずクアラルンプールのシンボルであるペトロナスツインタワーの真下にあるショッピングセンター「KLCC」を目指します。 昼食は各グループ自由に好きなところで取りました。 そこから、水族館やイスラム美術館、チャイナタウンにある「セントラルマーケット」など、各グループそれぞれの目的地に徒歩や電車に乗って向かいます。 最終目的地は夕食会場の「マツコポーロレストラン」。18:00到着を目指して行動していましたが、17:00過ぎから土砂降りの雨が降り出してしまい、、、。東南アジアのスコールを体験できた〜とポジティブな声も聞こえてきました。 急な雨で足止めされ、最後のグループが到着したのが 18:30過ぎ。ケガや体調不良もなく無事に戻りました。 夕食は広東料理のレストランで、大皿中華料理をいただきました。 温かいスープに白いご飯、海鮮、鶏肉にお豆腐、そしてお野菜もたっぷりの料理はどれも美味しくて、日本人の口に合うホッとできる味でした。 バスでホテルに戻り、明日の注意事項などを確認して 5日目が終了しました。 (写真は5日目の様子)
マレーシア研修4日目
異国の生活にも慣れ、順調にプログラムを消化しています。4日目の報告をします。 8時20分にホテルを出発、金曜日の朝は多少の渋滞がありましたが、9時前にはTunku Abdul Rahman University に到着。 大学構内に入るとバスまで学生が出迎え教室まで案内してくれました。 皆さん伊勢崎高校を心待ちにしていてくれたようで温かく迎えてくれました。教室に入ると学校代表や学生代表からご挨拶のスピーチがあり、伊勢崎高校からは加藤菜々美さんが代表のスピーチをしました。その後、簡単なゲームをして学生同士打ち解けたあとは、3グループに分かれてマレーシアの食べ物や文化、伝統的なゲームなどの体験を通じて、親睦を深めました。 学校紹介ビデオを観た後、キャンパス内を見学。お昼は学生さんと一緒にビュッフェスタイルのマレーシア料理をいただきました。食事しながら会話を楽しんだり、日本のゲームをしたりと、短い時間ではありましたがさらに交流を深めることができました。 最後は連絡先を交換して大学を後にしました。 午後は、ららぽーとブキビンタンシティセンターを訪問。現地駐在の三井不動産担当者様よりスライドを見ながら、ららぽーとがマレーシアに進出した理由、店舗展開、今後の展望などを説明いただいた後、質疑応答タイム。生徒からは客層や商品価格、現地法人の社員構成など様々な質問がありました。 その後ららぽーと内を案内してくださりフリータイム。なんと、サプライズで午前中に訪問した大学の学生さん達が会いに来てくれて、思いがけず一緒にショッピングを楽しむこととなりました。フリータイムの途中、グローバルコミュニケーション科の生徒たちは、伊勢崎高校の先生や生徒とビデオ通話でコミュニケーションをとり、元気な様子を伝えていました。 夕食は伝統的なマレー料理をコースでいただきました。前菜は甘辛いピーナッツソースのマレー風焼き鳥、エビの揚げ物に、マレーシアのハーブを使ったペガガサラダ。メインはスパイシーな牛のカレー、デザートには濃厚なパイナップルチーズケーキというボリューム満点のマレーシア料理でした。 20時にホテル到着。明日のスケジュールを確認して部屋に戻りました。 4日目を終え体調不良者もなく元気に活動しています。 (写真は4日目の様子)
マレーシア研修3日目
朝9時30分に孤児院に到着、院内の見学、院長からのご挨拶と質疑応答の後、班ごとに分かれて日本から持参したゲームやおもちゃなどで子供たちと交流。生徒は率先して英語やマレー語を駆使し、子供たちの高さに目線を合わせ、笑顔で優しく遊んでいる様子が印象的でした。 その後、孤児院側からのゲーム紹介で「Saimon Says」という英語圏でよく知られる遊びを、楽しみました。最後にお菓子のプレゼントを交換して、集合写真を撮って孤児院を後にしました。 子供たちとの別れが名残惜しく、最後まで握手を交わしていました。 昼食後、英語学校へ移動し、昨日に続き授業を受講。 16:50に終了し、徒歩にて「アロー通り」を散策。 200mに渡りマレー料理やタイ料理、中華料理の露店が並び、ローカルの賑やかな雰囲気が味わえる通りで、フルーツやジュース、お土産などのショッピングを楽しみました。 その後バスにて夕食レストランへ移動。本日はインド料理専門店で、3種類のカレーやタンドリーチキン、サラダにライス、ナンなど、本格インド料理を堪能しました。 夕食後はKLCC噴水広場よりペトロナスタワーの夜景を鑑賞し、集合写真を撮影し3日目の日程を終えました。 生徒は体調不良もなく、積極的に異文化を学び、交流を重ねています。 (写真は3日目の様子)
マレーシア研修2日目
6時30分、ホテルのビュッフェスタイルの朝食をとり2日目がスタートしました。 9時にホテルを出発。9時30分よりKLヘリテージウォーク(市内観光)スタート。 チャイナタウンにある人気フォトスポット「クワイチャイホン」での1960年代の古い街並みを写真撮影、ヒンドゥー教寺院「スリマハリアマン寺院」、「中国寺院」の見学、ジュースやフルーツ、雑貨などの露店が並ぶ「ぺタリンストリート」や「ハンカストリート」などディープなクアラルンプールの街歩き、アジア雑貨や伝統工芸品の店が並ぶショッピングモール「セントラルマーケット」にて休憩とショッピングを楽しました。クアラルンプール発祥地よりジャメモスクを鑑賞後、昼食はMy Town(ショッピングモール)内の中華料理店にて飲茶をただきました。 午後は、English Language Companyにてオリエンテーションの後、英語授業を受講。 終了後はバスにて夕食レストランへ移動。若干の予定変更があったものの、2日目も無事に終了しました。 街に出ることで異国の文化を「五感」で感じ、記憶に焼き付ける貴重な体験がはじまりました。 (写真は現地での様子)
今年度、伊勢崎高校では生徒の国際理解・国際交流・語学研修を目的にマレーシア研修を企画しました。
これまで数回説明会を実施し、参加者・保護者の理解を得て、万全の準備をしてきました。
そしてついに出発の日を迎えました。職員1名、参加生徒21名の活動について報告していきます。
今回は初日の報告です。
【マレーシア研修1日目】
保護者・職員の見送りで朝5時半に大型バスで学校を出発、休憩をとりながら8時半前には成田空港に到着。チェックイン、セキュリティチェック、出国審査後、自由時間となり、生徒はショッピングなを楽しんでいました。
JL723便にて定刻に出発し、18:00クアラルンプール着。機内では映画を楽しんだり睡眠をとったり、ゆっくりと過ごしていました。体調不良の生徒なく無事に到着しました。
ガイドのフランシスさんと空港で合流し、マレーシアや首都クアラルンプールのこと、途中に見える景色などについてのお話を聞きながら、夕食会場のレストランへ移動。夕食は円卓を囲み大皿の四川料理を堪能しました。
21時半にホテルに到着後、コンビニでお水などを購入し22時には各自部屋へ入りました。
初日は移動だけでしたが、明日からのプログラムにおいてもルールを守り、充実した研修にすることを確認し1日目が終了しました。
12月19日に群馬県庁24階にて、群馬県教育委員会教育長、教育次長、高校教育課長に、OECDプロジェクト無限大の報告兼、表敬訪問をさせていただきました。プロジェクトの説明から、生徒たちがパリに行って、感じたことや学んだことなどを共有し、労いのお言葉をいただきました。
本日、OECD主催のプロジェクト無限大「生徒教師サミット」DAY3が終わりました。
DAY3ではチームを解体し、10のグループでこれからの教育の在り方についてディスカッションを行いました。プロジェクトベースの学習を学校の未来のカリキュラムに焦点を当てたり、生徒のウェルビーイングを重要視したカリキュラムでの評価方法、その際の教師の役割について考えました。難しいテーマでのディスカッションでしたが、生徒なりに自分の意見を伝えようとしたり、他の参加者の意見を聞いて少しでも学校に持ち帰られるようにしたり、と懸命に取り組む姿勢が見られました。
また、初日は英語での会話に躊躇が見られた生徒も、3日目には積極的に働きかけコミュニケーションをとる姿が見られました。短期間での成長を間近で感じています。
本日、OECD主催のプロジェクト無限大「生徒教師サミット」のDAY2が終わりました。
DAY2の午前は他の3チームの発表を聞きました。午後は我々クラスター3の発表を行いました。それぞれが言語の壁の高さや、発表することの難しさを知った1日となりました。
また、同じホテルに泊まっている北海道の富川高校と懇親会を開きました。
本日、OECD主催のプロジェクト無限大「生徒教師サミット」 のDAY1が終わりました。
DAY1の午前は日本のOECD加盟60周年記念セレモニーを含めた開会式を行い、 午後は各学校との交流会を行いました。その後は、発表練習とワークショップ参加の二手に分かれ活動しました。 ワークショップはノートルダム大聖堂をさまざまな教科の視点で見るという「おさんぽワークショップ」を行いました。
現在、本校の生徒12名が、経済協力開発機構(OECD)が主催する「プロジェクト無限大」に参加しています。このプロジェクトは、学校のwell-beingを実現するために、各学校の生徒がそのための手立て(プロットタイプ)を考え、そのプロットタイプを他の国とのミーティングを通じて、ブラッシュアップしていくものです。本校はスコットランド・日本チームとして活動しています。
このたび、12月9日から11日にパリのOECD本部で行われる生徒教師サミットに参加することとなりました。今は、そこでの発表に向けて、準備会を行っています。
8月9日(金)に2年グローバルコミュニケーション(GC) 科が異文化理解研修で、TOKYO GLOBAL GATEWAY とJICA地球ひろばを訪問しました。TOKYO GLOBAL GATEWAYでは、薬局などの擬似セットの中で、 英語で様々な課題に挑戦しました。 グループごとにイングリッシュスピーカーが付き添い、 まさに英語漬けの半日を過ごすことができました。
また、JICA地球ひろばではSDGsをテーマに、 開発途上国の現状と課題について講演やパネル、展示物から学びました。
特色ある英語活動
(高大連携授業・小学校訪問・グローバルカルチャー等)
1 群馬県立女子大学外国語研究所との高大連携出前授業
2年グローバルコミュニケーション科では、群馬県立女子大学(外国語教育研究所)の研究員による出前授業を年間3回受講します。1グループ最大6名として一人一人の発言機会を保障し、コミュニケーション能力を育成するものです。少人数なので1回3時間の授業であってもあっという間に時間が過ぎ、毎回次回の授業を楽しみにしている生徒が多いようです。2 小学校訪問
本校では、セルハイ(スーパー・イングリッシュ・ランゲージハイスクール)の指定以降、小学生に英会話等を教える活動を継続的に実施しています。受動的な英語学習から、能動的に英語を使って小学生に英語を指導するという立場の変化を利用して、英語で表現することの有意性を感じさせます。また、どうしたら相手にわかりやすく伝えるかということを考えさせ、表現技術および発表技術を身につけさせます。参加した生徒全員がとても有意義でまた取り組みたいという活動です。訪問に際しては、内容、英語の発音、コニケーション技術、学年によって文字指導を本校職員が事前に指導し、その時間が児童、本校生の双方にとって有意義なものとなるようにしています。群馬県教育委員会で教職員の多忙化解消に向けた協議会からの「提言R6」が公開されました.。
具体的な提言や保護者・地域の皆様へのお願い等が記載されておりますので、ご興味のある方はそちらをご覧いただき、ご意見等をお寄せいただければ幸いです。